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独学エンジニアの技術ブログ

WordPressでのデータベースの置き換え方【難しくありません】

  • SQL
  • WordPress

2023.08.31(木)

『WordPressのデータベースの置き換え方を知りたい』
『WordPressのデータベースの置き換えに失敗した』
『WordPressのデータベースの置き換えに失敗しないやり方も知りたい』

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

  • データベースの置き換え方
  • データベースの置き換えに失敗したら

Webエンジニア歴1年
WordPressの運営&立ち上げ70サイト以上かかわっている

こういった私が解説していきます。

1. データベースの置き換え方

  • その①:サイトのバックアップを取る
  • その②:MySQLを一括置換する
  • その③:wp-config.phpを書き換える

その①:サイトのバックアップを取る

・すぐ復旧できるようにしておく

ファイルやSQLを書き間違ったままアップロードすると、サイトが表示されなくなります。
すぐに復旧できるようにバックアップは取っておきましょう。

  • FTP接続して丸ごとバックアップを取る
  • phpmyadminにログインしてMySQLをエクスポートしておく

phpmyadminにログインしたらエクスポートしたいデータベースを選択します。


上の『エクスポート』タブを選択します。


エクスポート方法は『詳細』を選択します。


下の方にスクロールしていき、生成オプションの『DROP TABLE・・・コマンドを追加する』にチェックを入れて『実行』ボタンを押します。





これでSQLファイルをダウンロード出来ました。
ダウンロードしたSQLファイルをコピーして次の作業に入っていきましょう。

その②:MySQLを一括置換する

・準備ができたらさっそくやっていきましょう

  • URLの書き換え
  • データベース接頭辞の書き換え
  • データベース名の書き換え

一括置換を使って、上記の3つを書き換えていきます。
先ほどダウンロードしてきたSQLファイルをエディタで開きます。
私は『VS Code』で開いています。

URLの書き換え

『wp_options』テーブルの中にある『siteurl』や『home』を始めとしたURLが書かれています。


そのURLすべてを移行先のURLに一括置換してあげる必要があります。
『Ctrl』+『H』キーを押して一括置換するURLを入れます。
上には現在のURLを、下には置換後のURLを入れてあげます。


データベース接頭辞の書き換え

次にデータベース接頭辞の書き換えをやっていきましょう。
WordPress初期設定の状態は『wp_』となっています。
次のような時はデータベース接頭辞を書き換えなくても大丈夫かと思います。

  • 移行元のSQLファイルの接頭辞と移行先のwp-config.phpの接頭辞が一緒
  • 移行元のSQLファイルの接頭辞が移行先のwp-config.phpの接頭辞とは違うが、移行先は新しく立ち上げるサイトだからwp-config.phpの方を書き換えてもOK
  • データベース名の書き換え

移行先のwp-config.phpを開くとデータベース接頭辞が書いてあります。


URLを一括置換したときと同様に『Ctrl』+『H』キーで置換していきます。
『’wp_』と『wp_』で2回一括置換します。
『'』はシングルクォーテーション、『
』はグレイヴ・アクセントというらしいです(ややこしい)

データベース名の書き換え

移行先のデータベース情報を移行先のwp-config.phpに記載していきます。


『DB_NAME』にはデータベース名を、『DB_USER』と『DB_PASSWORD』にはphpMyAdminに入るときのログイン情報を入れてあげます。

以上でWordPressでのデータベースの置き換えは完了です!

1. データベースの置き換えに失敗したら

作業した内容を見返す

・この記事をもう一度読んでやってみてください

もし失敗してエラーが起きたら、あせらず、もう一度やり直してみてください。
それでもできない。。。という場合は、お問い合わせください。
解決できるまで私も一緒に対応します!

以上、WordPressのデータベースの置き換え方をご紹介しました。
ではまた。